ラッピング=お店で買った品物を包んでもらうこと・・・という
認識の方がほとんどだと思います。
基本の斜め包み(百貨店などでの包み方)、合わせ包み(キャラメル包み)を
される店舗がほとんどですが、
ケーキ屋さんや和菓子屋さん等では、スクエア包みを行っておられる所も
多いです。
この基本の3種類の包み方はどのようなものかを知り、
そしてこれらを難なくこなす技術が仕事で必要になります。
加えてリボンを綺麗に仕上げること、贈答の知識をもって
のし紙等を適切に使用できること・・
こう書きますとかなりレッスンを受けないといけないのか?と思われそうなのですが、
実際は2~3回のレッスンで覚えることができます。
ただ、例外があります。
リボンの結び方です。
リボンは長年の自己流の癖がついている方がほとんどです。
自分の癖は自分ではわかりにくいものです。
その癖を見極め、修正する必要があるのです。
また、実際にやってみると、思うように出来ないことも多いのがラッピングです。
これでいいのかな?と不安な方は是非お気軽にお問い合わせください。
仕事で必要な方にも、これから仕事をしたい方にも
身に付けた技術と知識は貴方の味方になってくれますよ。
パティシエとして仕事するとき、ラッピングで基本包み3種のうち合わせ包みは必要だと思いますが、斜め包みと、スクエア包みではどちらがより店舗で必要ですか?斜め包みは回転するので、店ではあまり使わないように思うのですが。ご経験を踏まえたアドバイスお願いします。
コメントをいただきありがとうございます。
お返事が遅くなり申し訳ございませんでした。
パティシエとしてお仕事をされるにあたって、
ラッピングの基本の合わせ包みの必要性はよくご存じのご様子ですので、
ラッピングにとても詳しくていらっしゃるのですね。
ご指摘の通り、ななめ包みは回転させますので裏返す必要もありますが、
スクエア包みは簡単にななめ包みのようなイメージで仕上げることが出来ます。
たくさんのスイーツのお店で採用されています。
本来のスクエア包みは、箱を裏返さずに表側で貼り合わせますが、
逆に裏側で貼り合わせをすることで表側をきれいに仕上げることができます。
ななめ包みとスクエア包みでは、スクエア包みをお勧めいたしております。
ただ、ななめ包みはデパート包みともいうように、格の高い包み方という
認識が業界ではございます。(紙をたくさん使う、慶事弔事の区別がつけられる等の理由から)知っておいて損はないと思います。
スクエア包みでは、紙の分量がとても少なく済みます。
合わせ包みと同様に、裏側に紙を折り返し、最後に一カ所で止めつけるという意味では
合わせ包みより簡単に仕上げることができると思います。
以上、経験上の個人的な意見ですが、ラッピングは奥の深いものです。
これからのお仕事のご参考になれば幸いです。 内野